2718時間目 ~諺・四字熟語~
次の漢字の読みを記せ。
Ⅰ 淡水の交わり
Ⅱ 巵酒安んぞ辞するに足らんや
Ⅲ 鶴の粟を拾う如し
Ⅳ 盗人の上前を取る
Ⅴ 針を以て地を刺す
Ⅵ 愛楊葉児
Ⅶ 百世の師
Ⅷ 竜逢比干
Ⅸ 慢業重畳
Ⅹ 妬賢嫉能
特別問題A~数学~
放物線y=x2+2x+2を点(a,b)に関して対称移動したら、放物線y=-x2+6x-6となった。このとき、a,bの値を求めよ。 [京都薬大]
特別問題B~クイズ~
次の設問に答えなさい。
(1) 天皇を補佐して政治を行った「関白」が変化したともいわれる、いたずらで手に負えない子供を指す言葉は何?
(2) 元々は中国の春秋時代にいた馬の鑑定の名人のことで、転じて人の素質や才能を見抜く力を指すようになった言葉は何?
(3) スタンダート、エル、ジャンボ、ツイン、さかだちという種類がある、国内の液状ノリでシェア1位を誇る大和株式会社の商品は何?
(4) 災害が発生したときなどに「大したことにならない」「自分は大丈夫」と思い込んで危険を軽視してしまうことを、心理学用語で何という?
(5) イタリアでもっとも古くから作られている、羊の乳を原料とするチーズを総称して「羊」という意味のイタリア語で何という?
2718時間目模範解答
Ⅰ 淡水の交わり・・・たんすい(の)まじ(わり)
意味:水のようにあっさりとさっぱりとした交わり。
Ⅱ 巵酒安んぞ辞するに足らんや・・・ししゅいずく(んぞ)じ(するに)た(らんや)
意味:一杯の酒ほど、辞退するほどのことがあろうか。
Ⅲ 鶴の粟を拾う如し・・・つる(の)あわ(を)ひろ(う)ごと(し)
意味:きわめて少しずつ集めたり、蓄えたりするたとえ。
Ⅳ 盗人の上前を取る・・・ぬすびと(の)うわまえ(を)と(る)
意味:悪い人間にも、上には上があるというたとえ。
Ⅴ 針を以て地を刺す・・・はり(を)もっ(て)ち(を)さ(す)
意味:視野や見識の非常に狭いたとえ。
Ⅵ 愛楊葉児・・・あいようように
意味:物事の真理をより深くきわめようとしないさま。
例:単純に、愛楊葉児な勉強をして過ごす日々だった。
Ⅶ 百世の師・・・ひゃくせい(の)し
意味:後の世まで人々から尊敬され、師と仰がれる人のこと。
例:iPS細胞の発見は百世の師となるものであった。
Ⅷ 竜逢比干・・・りゅうほうひかん
意味:忠臣のたとえ。
例:安倍晋三の竜逢比干としては麻生太郎などがいる。
Ⅸ 慢業重畳・・・まんごうちょうじょう
意味:この上なく傲慢なこと。
例:腕を組み、慢業重畳な態度で事情聴取をしてきた。
Ⅹ 妬賢嫉能・・・とけんしつのう
意味:賢人や才能のある人を嫉妬すること。
例:彼を妬賢嫉能するよりも、彼を乗り越える気持ちが自分を育てるだろう。
特別問題A~数学~
y=x2+2x+2・・・① y=-x2+6x-6・・・②
①を変形するとy=(x+1)2+1、②を変形するとy=-(x-3)2+3
よって、放物線①、②の頂点の座標はそれぞれ(-1,1),(3,3)
点(a,b)は2つの頂点の中点であるからa=1、b=2
特別問題B~クイズ~
(1) わんぱく
(2) 伯楽
(3) アラビックヤマト
(4) 正常性バイアス
(5) ペコリーノ
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