932時間目 ~漢検一級~
次の問いに答えよ。
漢検一級配当読み
次の漢字の読みと意味を記せ。
Ⅰ 給犒
Ⅱ 楽胥
Ⅲ 覬覦
Ⅳ 翕合
四字熟語・諺
次の四字熟語・諺の読みと意味を記せ。
Ⅰ 附耳の言千里に聞ゆ
Ⅱ 黔驢之技
Ⅲ 渇驥奔泉
当て字・熟字訓
次の当て字・熟字訓の読みを記せ。
Ⅰ 譫言
Ⅱ 水夫
Ⅲ 河貝子
特別問題~数学~
次の関数の極大、極小を求めよ。
f(x)=2tan3x-3(√3+1)sec2x+6√3tanx-1 [東工大]
932時間目模範解答
漢検一級配当読み
Ⅰ 給犒・・・きゅうこう
意味:物を与えて労をねぎらう。
Ⅱ 楽胥・・・らくしょ
意味:楽しむ。
Ⅲ 覬覦・・・きゆ
意味:下の者が上のことを望む。身分不相応なことを望むこと。
Ⅳ 翕合・・・きゅうごう
意味
①:多くのものを合わせ集める。
②:多くの者が集まる。
四字熟語・諺
Ⅰ 附耳の言千里に聞ゆ・・・ふじ(の)げんせんり(に)きこ(ゆ)
意味:秘密が広がりやすいことのたとえ。
Ⅱ 黔驢之技・・・けんろのぎ
意味
①:自分の腕が悪いのを自覚せず恥をかくこと。
②:取るに足らない腕前。
Ⅲ 渇驥奔泉・・・かっきほんせん
意味:勢いが激しいこと。書の筆勢が力強いこと。
当て字・熟字訓
Ⅰ 譫言・・・うわごと
意味
①:高熱などで意識の混濁している人が無意識に口走る言葉。
②:筋の通らない放言。
Ⅱ 水夫・・・かこ
意味:船をこくひと。また、船乗り。
Ⅲ 河貝子・・・かわにな[貝]
特別問題~数学~
t=tanxとおくと、sec2x=1+t2
f(x)=2tan3x-3(√3+1)sec2x+6√3tanx-1=2t3-3(√3+1)(1+t)+6√3t-1=g(t)とすると
f(x)の極大極小を考えるにはf(x)が周期πの関数だから、-π/2<x<π/2 について考えればよい。また、xが[-π/2,π/2]を動くときtは(-∞,∞)を単調増加に動くからg(t)の(-∞,∞)における極大、極小を考える。
g'(t)=6t2-6(√3+1)t+6√3=6(t-√3)(t-1)
g'(t)=0と置くと、t=√3、1
よってf(x)=g(t)はt=1のとき、x=π/4のとき極大値g(t)=-5
t=√3、x=π/3のとき極小値 5-6√3 を取る。
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