287時間目 ~漢検一級~
漢検一級配当読み
Ⅰ 紋楸
Ⅱ 盥漱
Ⅲ 謫する
四字熟語
Ⅰ 脣亡歯寒
Ⅱ 扇枕温衾
Ⅲ 管窺蠡測
当て字・熟字訓
Ⅰ 魚虎
Ⅱ 壁虎
Ⅲ 大戟
FINAL
莎鶏
確認問題~懐かしき過去講習~
259時間目
レベルⅠ
Ⅰ 千金笑面
Ⅱ 大逆無道
Ⅲ 一言片句
レベルⅡ
Ⅰ 桂殿蘭宮
Ⅱ 同舟共済
Ⅲ 観感興起
レベルⅢ
Ⅰ 一旦豁然
Ⅱ 毫毛斧柯
Ⅲ 食玉炊桂
FINAL
五葉薯蕷
287時間目模範解答
漢検一級配当読み
Ⅰ 紋楸・・・もんしゅう
意味:基本。
使用例:足し算と引き算は数学の紋楸である。
「微分積分とかはデジタルでは足し算だからね…。」
「矩形を只管作って足すから足し算なんですよ。」
Ⅱ 盥漱・・・かんそう
意味:手を洗い、口を漱ぐこと。
使用例:冬の乾燥した日は帰ったら盥漱しましょう。
「うまいね。」
「かんそう、かんそう…。」
「ま、手洗い嗽は大切ですよ。」
Ⅲ 謫する・・・つみ-する
意味:罪があるとして責める。また、罪を責めて処罰する。
使用例:民主党は人権擁護法案を悪用して不支持の人を全員謫した。
「なんか本当にありそうで怖いな。」
「いやな奴を適当に人権侵害されたとか言えば逮捕できるから恐ろしい。」
「絶対可決させてはいけないね。」
四字熟語
Ⅰ 脣亡歯寒・・・しんぼうしかん
意味:密接な関係にあるものの一方が滅びると片方も危なくなること。
使用例:麻生太郎と中川昭一は脣亡歯寒の関係にある。故にどちらかが責められればもう片方も責められる。
「HANAの関係のことか?」
「マスコミでは何故か甘利が入っていたんだがな。」
「何で甘利が?」
Ⅱ 扇枕温衾・・・せんちんおんきん
意味:親孝行なことのたとえ。
使用例:親に仕送りしたり扇枕温衾する人の気が知れないと彼は言う。
「親に“お前とはもう勘当だ!”とか言われたりさ、地下牢に封印されたりして何でそんなこと!」
「妹…、気持ちはわかるさ。」
「えっ、昔親と何かあったの?」
「親が妹を封印、その下の妹を虐待、うちらは悲惨な家庭だったのさ。」
「へへへ、そうよね、あんな親なんか要らないもの…。」
「お、おい…」
「………。」
「み~ちゃん(美沙樹)もあんな両親なんか要らないよね、虐待したり、苛められたり、苦しかったよね…。」
「承知なのです姉上様。」
「どどど、どうしたの二人とも、なんか様子が変よ!」
「ヤンデレスイッチが入ったな。私が抑えるから早くここから退いたほうがいい。」
「えええ、ど、どないしたん!」
Ⅲ 管窺蠡測・・・かんきれいそく
意味:非常に見識が狭いこと。
使用例:只、才能なしの管窺蠡測より、宗教により管窺蠡測と化するほうがたちが悪い。
当て字・熟字訓
Ⅰ 魚虎・・・ハリセンボン
Ⅱ 壁虎・・・ヤモリ
Ⅲ 大戟・・・たかとうだい
FINAL
莎鶏・・・キリギリス
確認問題~懐かしき過去講習~
259時間目模範解答
レベルⅠ
Ⅰ 千金笑面・・・せんきんしょうめん
意味:表向きは陰湿ではあるが内面は柔和なこと。
Ⅱ 大逆無道・・・たいぎゃくむどう
意味:道理や人の道を踏み外した行為。
Ⅲ 一言片句・・・いちげんへんく
意味:ほんの少しの短い言葉。
レベルⅡ
Ⅰ 桂殿蘭宮・・・けいでんらんきゅう
意味:非常に美しい宮殿。
Ⅱ 同舟共済・・・どうしゅうきょうさい
意味:仲の悪い者同士が、同じ場所や境遇にいること。
Ⅲ 観感興起・・・かんかんこうき
意味:目で見、心に感じ、感動して奮起すること。
レベルⅢ
Ⅰ 一旦豁然・・・いったんかつぜん
Ⅱ 毫毛斧柯・・・ごうもうふか
意味:災いは小さいうちに取り除くべきだということ。
Ⅲ 食玉炊桂・・・しょくぎょくすいけい
意味:物価の高い都会で生活する苦しさの喩え。
FINAL
五葉薯蕷・・・あけびどころ