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3752時間目 ~漢検一級音読み~

次の熟語の音読みを記せ。

SET-A-

Ⅰ 陬遠

Ⅱ 慙羞

Ⅲ 傷痍

Ⅳ 残喘

SET-B-

Ⅰ 臥氈

Ⅱ 肥脯

Ⅲ 翳窄

Ⅳ 舞筵

SET-C-

Ⅰ 鬻挙

Ⅱ 高躅

Ⅲ 駝載

Ⅳ 顫巍巍

特別問題A~数学~

三角形ABCの辺BC上に点Dがあり、AB=AD=2、BD=1、∠BAD=∠CADである。CDの長さを求めよ。

特別問題B~雑学~

次の設問に答えなさい。

(1) バラ戦争で戦った家系で、赤バラを紋章としていたのは「ランカスター家」ですが、白バラを紋章としていたのは「何家」でしょう?
(2) 航空業界で使われるNATOフォネティックコードで、「A」を表すコードは「アルファ」ですが、「Z」を表すコードは何でしょう?
(3) 警備組織E.G.I.Sのメンバー・工藤ヒロユキを井上祐貴が演じる、7月に放送された令和初のウルトラマンシリーズ作品は何でしょう?
(4) アルファベット2文字で「QS」と略される、野球の先発投手が6イニングを投げる自責点3以内に抑えた時に記号される指標は何でしょう?
(5) かつて日本人に不足していた「カルシウム」と「ビタミンB1」を組み合わせた名前が付いた、大手お菓子メーカーはどこでしょう?

特別問題C~数学~

実数θ、aは -π/2<θ<π/2,a>0をみたすとし、2つの円C1,C2の方程式をそれぞれC1:(x-tanθ)2+(y-tanθ)2=9、C2:(y-asinθ-1)2=1とする。以下の問いに答えよ。

(1) t=1/cosθとおく。C1の中心とC2の中心の距離をLとする。L2をtとaを用いて表せ。
(2) ある実数aに対して、2つの円C1,C2がただ1つの共有点を持つようなθがちょうど5個存在するとする。この時のaの値を求めよ。 
[東北大]


3572時間目模範解答

SET-A-

Ⅰ 陬遠・・・すうえん
意味:遠い田舎。片田舎。そうえん。

Ⅱ 慙羞・・・ざんしゅう
意味:はじること。恥じて顔を赤くすること。

Ⅲ 傷痍・・・しょうい
意味:きず。けが。

Ⅳ 残喘・・・ざんんぜん
意味:残り少ない余命。余生。

SET-B-

Ⅰ 臥氈・・・がせん
意味:寝るときに用いる毛氈。

Ⅱ 肥脯・・・ひほ
意味:美味な乾肉。

Ⅲ 翳窄・・・えいさく
意味:かげの次第に狭くなること。木の枯れることをいう。

Ⅳ 舞筵・・・まいえん
意味:舞をまうところしく敷物。また、その場所。

SET-C-

Ⅰ 鬻挙・・・いくきょ
意味:不正の手段を弄して科挙の試験に合格すること。

Ⅱ 高躅・・・こうちょく
意味:高尚な行為。

Ⅲ 駝載・・・ださい
意味:ラクダに乗せる。

Ⅳ 顫巍巍・・・せんぎぎ
意味
①:声気のふるえるさま。
②:弱く美しいさま。
③:ゆらゆら揺れる。

特別問題A~数学~

CD=xとおく。∠BAD=∠CADなので角の二等分線の定理よりAC:CD=AB:BD=2:1 よってAC=2x
Aから直線BCにおろした垂線の足をHとする。DH=1/2である。
三角形ADHと三角形ACHにそれぞれ三平方の定理を用いるとAD2-DH2=AC2-CH2=AH2
以上から22-(1/2)2=(2x)2-(x+1/2)2⇔(3x-4)(x+1)=0
x>0より CD=x=
4/3

特別問題B~雑学~

(1) ヨーク家
(2) Zulu
(3) 『ウルトラマンタイガ』
(4) クオリティ・スタート
(5) カルビー

特別問題C~数学~

(1) C1,C2の中心をそれぞれO1,O2とすると、O1(tanθ,tanθ),O2(acosθ-1,asinθ+1)である。このとき
L2=(acosθ-1-tanθ)2+(asinθ+1-tanθ)2=(acosθ-1)2-2tanθ(acosθ-1)+tan2θ+(asinθ+1)2-2tanθ(asinθ+1)+tan2θ=2+2tan2θ+a2-2acosθ-2asinθ+2asinθ+2asinθ-2atanθsinθ=2(1+tan2θ)+a2-2acosθ(1+tan2θ)=2/cos2θ+a2-2a/cosθ=2t2-2at+a2
(2) C1,C2の半径はそれぞれ3,1であるから、2円C1,C2がただ一つの共有点を持つのはC1,C2が外接または内接しているときであり、そのときL=4,2である。ゆえに
2t2-2at+a2=16・・・①、2t2-2at+a2=4・・・②を考える。①、②を平方完成すると、(2t-a)2+a2=32・・・③、(2t-a)2+a2=8・・・④となり、2t-a=Yとおくと、aY平面における2円 a2+Y2=32、a2+Y2=8となる。
(a,Y)を決まると(a,t)が定まるから、tの個数と(a,Y)の個数は等しい。t≧1よりY=-a+2上の共有点には対応するθが1個、それより上の部分の共有点については対応するθは2個である。a=1とすると、よりY>a+2の範囲で③との共有点が1つ、④との共有点が1つであるから、対応するθは2・2=4である。
同様に考えると、対応するθから5個となるのはa2+Y2=8とY=-a+2の共有点のaの座標となるときで a2+(-a+2)2=8 ∴a=1±√3
図より、
a=1+√3

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