3691時間目 ~当て字・熟字訓~
次の漢字の読みを記せ。
Ⅰ 猟虎
Ⅱ 金粟蘭
Ⅲ 金魚蝨
Ⅳ 蜾蠃
Ⅴ 花鶏
Ⅵ 鳥農樹
Ⅶ 桃花染
Ⅷ 攪水虫
Ⅸ 疼木
Ⅹ 白地蔵
特別問題A~雑学~
次の設問に答えなさい。
(1) 屋外にある蒸気機関車やシロナガスクジラの模型展示も有名な、東京・上野の博物館は何でしょう?
(2) ライムや塩と一緒にショットグラスで楽しむスタイルが有名な、リュウゼツランからつくられるメキシコのお酒は何でしょう?
(3) 「sub6」や「ミリ波」などの種類で普及が進んでいる、新世代の無線通信システムは何でしょう?
(4) ブロー、ボストン、オーバル、ウェリントン、ロイドなどの種類がある、視力の矯正やファッションで顔に掛けるものは何でしょう?
(5) 鶏肉からだしをとったスープに、お米やパスタ、ベーコンなどを一緒に入れて煮込んだ、ブラジル料理の一つである雑炊は何でしょう?
特別問題B~数学~
放物線P:y=x2+(a-1)x-a (a>0)と2直線l:y=-x+1、m:y=x-1が与えられている。2直線l,mの交点をCとする。次の問いに答えよ。
(1) 放物線Pは点Cを通ることを示せ。
(2) 放物線Pと2直線l,mのC以外の交点をそれぞれA,Bとするとき、△ABCの面積をaを用いて表せ。
(3) AB=6のとき、aの値を求めよ。また、このときの△ABCの内接円の方程式を求めよ。 [島根大]
特別問題C~数学~
円x2+y2=1をC0、楕円x2/a2+y2/b2=1 (a>0、b>0)をC1とする。C1上のどんな点Pに対しても、Pを頂点に持ちC0に外接してC1に内接する平行四辺形が存在するための必要十分条件をa,bを用いて表せ。 [東京大]
3691時間目模範解答
Ⅰ 猟虎・・・らっこ[動]
概容:イタチ科の哺乳類。
Ⅱ 金粟蘭・・・ちゃらん[植]
概容:センリョウ科の常緑小低木。
Ⅲ 金魚蝨・・・ちょう[虫]
概容:甲殻類チョウ目チョウ科の節足動物。
Ⅳ 蜾蠃・・・ジガバチ、すがる[虫]
概容:ハチ目アナバチ科に属するハチの総称。
Ⅴ 花鶏・・・あとり[鳥]
概容:アトリ科の鳥。
Ⅵ 鳥農樹・・・ねむのき[植]
概容:マメ科の落葉高木。
Ⅶ 桃花染・・・あらぞめ
意味:ベニバナで染めた薄紅色。
Ⅷ 攪水虫・・・みずすまし[虫]
概容:ミズスマシ科の水生小甲虫。
Ⅸ 疼木・・・ひいらぎ[植]
概容:モクセイ科の常緑小高木。
Ⅹ 白地蔵・・・かくれあそび
意味
①:遊びの「かくれんぼ」に同じ。
②:ひそかに遊里で遊ぶこと。
特別問題A~雑学~
(1) 国立科学博物館
(2) テキーラ
(3) 5G
(4) 眼鏡
(5) カンジャ
特別問題B~数学~
解:(2) a2+2a
(3) a=-1+2√2、内接円:(x-1+√2)2+y2=1
(1) Pはy=(x-1)(x+a)、したがって(1,0)と(-a,0)を通る。lとmの交点はC(1,0)よりPはl,mの交点Cを通る。
(2) lとmの傾きの積は-1よりl⊥m、したがって、∠ACB=90°
Pとlの交点は、x2+(a-1)x-a=-x+1、(x+a+1)(x-1)=0より、A(-a-1,-a)
Pとmの交点はx2+(a-1)x-a=x-1、(x+a-1)(x-1)=0よりB(-a+1,-a)
CA=√{(-a-2)2+(a+2)2}=√2(a+2)、CB=√{(-a)2+(-a)2}=√2a (a>0)
①より△ABCの面積Sは、S=1/2・√2(a+2)・√2a=a2+2a
(3) AB=√({-a-1-(-a+1)}2+{-a-(a+2)}2)=6、両辺を2乗して、4+(-2a-2)2=36、a2+2a-7=0
a>0よりa=-1+2√2
したがって、CA=√2(a+2)=4+√2、CB=√2a=4-√2
(2)より△ABCの面積SはS=a(a+2)=7、△ABCの内接円の半径をRとすると、7=R/2・(AB+AC+BC)=R/2・(6+4+√2+4-√2)
△ABCの内接円の半径はR=1、ACの傾きは-1、BCの傾きは1より∠ACBの二等分線はx軸だから、内接円の中心Dはx軸上にある。
D(d,0)とすると、Dとlの距離はRに等しく|0+d-1|/√(1+1)=R=1、d<1だからd=1-√2
内接円の方程式は、(x-1+√2)2+y2=1
特別問題C~数学~
解:a2+b2=a2b2
平行四辺形の4辺が座標軸に平行なとき、その頂点は(±1,±1)だから、C1の式に代入して1/a2+1/b2=1 ∴a2+b2=a2b2
次に、P(α,β) (α≠±1)とすると、R(-α,-β)も平行四辺形の頂点の一つであり、P,Rを通る傾きmの直線はy=m(x∓α)±β (複合同順)・・・①
①とC0が接するから、判別式を0とおいて、(α2-1)m2-2αβm+β 2-1=0
この解をm1,m2とすると、m1+m2=2αβ/(α2-1)、m1m2=(β2-1)/(α2-1)・・・②
ここで、P,Rを通る2直線y=m1(x-α)+β、y=m2(x+α)-βの交点を(x,y)とすると、②を用いて
x=((m1+m2)α-2β)/(m1-m2)=2β/(m1-m2)(α2-1)、y=(2m1m2α-(m1+m2)β)/(m1-m2)=2α/(m1-m2)(α2-1)
題意を満たす平行四辺形が存在するのは、この交点がC1上にある時だから、②を用いて
x2/a2+y2/b2=1/(α2+β2-1)・(β2/a2+α2/b2)、β2=b2/a2・(a2-α2)を代入し整理すると
(a2+b2-a2b2){a2b2+(a2-b2)α2}=0 これがαの値に関係なく成立する条件はa2+b2-a2b2=0
よって、求める必要十分条件は、a2+b2=a2b2
現在病気療養中です。支援については
一日一回↓をクリック。


