漢字戦場　～ブレイズム漢字講座ブログ～

2813時間目　～総合問題～

次の漢字の読みを記せ。

レベルⅠ

Ⅰ　沈黙は金

Ⅱ　外援

Ⅲ　考えは雪隠

Ⅳ　悩乱

レベルⅡ

Ⅰ　仰様

Ⅱ　悁労

Ⅲ　魚羊田斗

レベルⅢ

Ⅰ　麪糊団

Ⅱ　洸漾

Ⅲ　鷙害

特別問題A～数学～

次の[　]の中を埋めよ。

2次関数y＝x²－ax＋9のグラフがx＞0の範囲でx軸に接するとき、a＝[ア]である。また、このグラフをx軸方向に－2、y軸方向に[イ]だけ平行移動すると、x軸はx＝－1とx＝[ウ]、y軸とはy＝[エ]で交わる。　[東京工芸大]

特別問題B～雑学～

次の設問に答えなさい。

(1) フランス語で「数」という意味がある、新聞や本の隅に書かれるページ数を示す数字を何というでしょう？
(2) 数学で「空集合」を表すときに便宜的に用いられることがある、ギリシア文字の21番目のアルファベットは何でしょう？
(3) 戦時中の言い伝えで、「赤飯に混ぜると焼夷弾に当たらない」と言われた野菜は何でしょう？
(4) 横隔膜の痙攣によっておこるとされている、よく「息を止める」などのやり方で止める生理現象は何でしょう？
(5) 2017年土星の大気に突入し観測活動を終了した、フランスの天文学者にちなんで名付けられた無人探査機は何でしょう？

2813時間目模範解答

レベルⅠ

Ⅰ　沈黙は金・・・ちんもく(は)かね
意味：下手にしゃべって失敗するよりも沈黙を守っている方が賢明である。

Ⅱ　外援・・・がいえん
意味：他からの援助。
例：震災地に外援物資が送られてきた。

Ⅲ　考えは雪隠・・・かんが(えは)せっちん
意味：考え事をするのは便所がいい。

Ⅳ　悩乱・・・のうらん
意味：悩み苦しんで心が乱れること。また、ひとの心を悩まして乱すこと。
例：悩みを打ち明けても悩乱するだけに終わった。

レベルⅡ

Ⅰ　仰様・・・のけざま
意味：仰向けになる様子。仰け反った状態。

Ⅱ　悁労・・・えんろう
意味：憂え疲れる。
例：将来のことを考えると悁労するだけだった。

Ⅲ　魚羊田斗・・・ぎょようでんと
意味：鮮卑をいう隠語。

レベルⅢ

Ⅰ　麪糊団・・・めんこだん
意味：愚鈍で事理に明らかでよくない加減にごまかすこと。
例：左右関わらず原発問題を麪糊団にしてはいけない。

Ⅱ　洸漾・・・こうよう
意味：ぼんやりとしてとりとめのない様子。
例：筏で漂流して洸漾と展望が見えない。

Ⅲ　鷙害・・・しがい
意味：猛鳥が物を害する。大いにそこなうこと。
例：台風によって市街地に鷙害が及ぶ。

特別問題A～数学～

C：y＝x²－ax＋9⇔y＝(x－a/2)²－(a²－36)/4　Cは(a²－36)/4＝0のときx軸とx＝a/2で接し、a＞0よりa＝6
このとき、C：y＝(x－3)²でx軸方向に－2、y軸方向に－p(p＞0)平行移動したものをC'とすると
C'：y＋p＝(x＋2－3)²⇔y＝x²－2x＋1－p　これがx＝－1で交わるとき
0＝(－1)²－2(－1)＋1－p　∴p＝4　よってC'：y＝x²－2x－3⇔y＝(x＋1)(x－3)
したがって、C'はx軸とx＝－1、x＝3で、y軸とはy＝－3で交わる。

答　ア：6　イ：4　ウ：3　エ：－3

特別問題B～雑学～

(1) ノンブル
(2) φ
(3) ラッキョウ
(4) しゃっくり
(5) カッシーニ