2407時間目 ~ADVANCED~
次の漢字の読みを記せ。
レベルⅠ
Ⅰ 脆葉
Ⅱ 浮埃
Ⅲ 間で洟擤む
Ⅳ 掌鞅
レベルⅡ
Ⅰ 揫斂
Ⅱ 獃想
Ⅲ 側金盞花
レベルⅢ
Ⅰ 独脚蜂
Ⅱ 泄顙
Ⅲ 花斑鳥
特別問題A~数学~
直線x+2y-3=0をlとする。次のものを求めよ。
(1) 直線lに関して、点P(0,-2)と対称な点Qの座標
(2) 直線lに関して、直線m:3x-y-2=0と対称な直線nの方程式
特別問題B~数学~
半径rの円は連立不等式
・y≦x2
・y≧-(x-6)2
の表す平面上の領域の中を自由に動かすことができるrの最大値を求めよ。 [一橋大]
2407時間目模範解答
レベルⅠ
Ⅰ 脆葉・・・ぜいよう
意味:やわらかい葉。
Ⅱ 浮埃・・・ふあい
意味:浮遊しているほこり。
Ⅲ 間で洟擤む・・・あいだ(で)はなか(む)
意味:金銭を授受する両者の間にいて、金銭の一部をくすねる。
Ⅳ 掌鞅・・・しょうおう
意味:忙しく骨折る。
レベルⅡ
Ⅰ 揫斂・・・しゅうれん
意味:集めおさめる。
Ⅱ 獃想・・・がいそう
意味:ぼんやりしていること。
Ⅲ 側金盞花・・・ふくじゅそう[植]
キンポウゲ科の多年草。
レベルⅢ
Ⅰ 独脚蜂・・・きばち[虫]
キバチ科の昆虫の総称。
Ⅱ 泄顙・・・せっそう
意味:ひたいに汗をかく。
Ⅲ 花斑鳥・・・かのこどり[鳥]
鳥のカワセミの一種。
特別問題A~数学~
(1) 点Qの座標を(p,q)とする。直線PQはlに垂直であるから
(q+2)/p・(-1/2)=-1 ゆえに2p-q-2=0・・・①
線分PQの中点(p/2,(q-2)/2)は直線l上にあるから
p/2+2・(q-2)/2-3=0 ゆえにp+2q-10=0・・・②
①、②を解いてp=14/5、q=18/5 よって、Q(14/5,18/5)
(2) l,mの方程式を連立して解くと、x=1,y=1
ゆえに、2直線l,mの交点Rの座標は(1,1)
また、点Pの座標を直線mの方程式に代入すると3・0-(-2)-2=0
となるから、点Pは直線m上にある。
よって、直線nは2点Q,Rを通るからその方程式は
(18/5-1)(x-1)-(14/5-1)(y-1)=0 整理して 13x-9y-4=0
特別問題B~数学~
連立不等式が表す領域は図のような2つの放物線y=x2・・・①、y=-(x-6)2・・・②の外側の範囲である。
円がこの領域を自由に動けるための条件は、直径が2つの放物線の間の最短距離PQ以下であることである。
線分PQは、点PおよびQでの接線と垂直になるときに最短となる。①と②を微分するとそれぞれy'=2x、y'=-2(x-6)である。
P(t,t2)とおくと、Pでの接線の傾きは2tである。
Qでの接線がこれと平行になるため、-2(x-6)=2t、x=6-tになりQの座標はQ(6-t,-t2)となる。
このとき線分PQの傾きは{t2-(-t2)}/{t-(6-t)}=t2/(t-3)である。
PQがPでの接線と垂直になるため、2t×t2/(t-3)=-1
∴2t2+t-3=0 (t-1)(2t2+2t+3)
tは実数よりt=1
よって、P(1,1),Q(5,-1)、PQ=2√5よりrの最大値は√5