1803時間目 ~漢検一級~
次の問いに答えよ。
漢検一級配当読み
次の漢字の読みを記せ。
Ⅰ 怖駭
Ⅱ 佗背
Ⅲ 俗氛
Ⅳ 囂然
四字熟語・諺
次の四字熟語・諺の読みと意味を記せ。
Ⅰ 将棋さすより襤褸をさせ
Ⅱ 面皮を剝ぐ
Ⅲ 疇咨の憂い
音読み・語義訓読み
次の熟語の音読みとそれに適する訓読みを記せ。
Ⅰ 具饌-饌える
Ⅱ 具瞻-膽る
Ⅲ 依托-托む
特別問題~入試社会~
次の設問に答えなさい。
(1) 武士・農民が特定の目的の下に集団を結成することを何というか。
(2) 神仏を木版刷りした紙の裏に記すことで、契約の遵守を神仏に誓った証拠文書を何というか。
(3) 西アフリカを原産地するやしの1種で、実は食用のほか、石鹸や蝋燭の原料となる樹木は何か。
(4) 上記(3)の実から取れるやし油をなんというか。
(5) 水俣病の実態を描いた、石牟礼道子の文学作品は何というか。
1803時間目模範解答
漢検一級配当読み
Ⅰ 怖駭・・・ふがい
意味:おそれおどろくこと。
Ⅱ 佗背・・・たはい
意味:背中が湾曲して前かがみになっていること。また、その人。
Ⅲ 俗氛・・・ぞくふん
意味:世俗のわずらわしい気。俗気。
Ⅳ 囂然・・・ごうぜん
意味
①:衆人が嘆き憂えるさま。また、その声。
②:飢えること。
③:静かで落ち着いたさま。閑暇のさま。
四字熟語・諺
Ⅰ 将棋さすより襤褸をさせ・・・しょうぎ(さすより)ぼろ(をさせ)
意味:実利を伴わないことをするより、実生活に役立つことをしたほうがよいといういましめ。
Ⅱ 面皮を剝ぐ・・・めんぴ(を)は(ぐ)
意味:あつかましい者を憎み、はずかしめること。
Ⅲ 疇咨の憂い・・・ちゅうし(の)うれ(い)
意味:有能な人材を集めなければいけない悩み。
音読み・語義訓読み
Ⅰ 具饌-饌える・・・ぐせん-そな(える)
意味:料理を供えること。
Ⅱ 具瞻-膽る・・・ぐせん-み(る)
意味:衆人が仰ぎ見るぐらいにあること。また、その人。
Ⅲ 依托-托む・・・いたく-たの(む)
意味
①:かこつけること。仮託。
②:よりかかること。たよること。
特別問題~入試社会~
(1) 一揆
(2) 起請文
(3) 油やし
(4) パーム油
(5) 苦海浄土