1630時間目 ~通常更新~
次の漢字の読みを記せ。
レベルⅠ
Ⅰ 誠壱
Ⅱ 結舌
Ⅲ 爪の先まで似る
Ⅳ 知者不言
レベルⅡ
Ⅰ 躓く石も縁
Ⅱ 優婉
Ⅲ 井渠
レベルⅢ
Ⅰ 鉄刀木
Ⅱ 瀕る
Ⅲ 濠濮間の想い
特別問題~数学~
大・中・小のさいころをふって、出た目の数をそれぞれa,b,cとする。
(1) a+b+c=9となる確率を求めよ。
(2) a+b+cを6で割ったとき、余りが3となる確率を求めよ。 [学習院大]
1630時間目模範解答
レベルⅠ
Ⅰ 誠壱・・・せいいつ
意味:心に偽りがないこと。また、純粋で偽りのない心。
Ⅱ 結舌・・・けつぜつ
意味:発言すべきときに、口を閉じて発言しない。
Ⅲ 爪の先まで似る・・・つめ(の)さき(まで)に(る)
意味:体の隅々まで、とてもよく似ている。
Ⅳ 知者不言・・・ちしゃふげん
意味:物事を本当に知っている者は、心の中に深く隠して言わないということ。
レベルⅡ
Ⅰ 躓く石も縁・・・つまづ(く)いし(も)えん
意味:一見したところつまらない物事や関係であっても、なんらかの因縁で結ばれているのだから大切にしなければならない。
Ⅱ 優婉・・・ゆうえん
意味:心やさしくあでやかなさま。
Ⅲ 井渠・・・せいきょ
意味:貯水のために。地下に溝を掘って川などの水を引いたもの。
レベルⅢ
Ⅰ 鉄刀木・・・たがやさん[植]
マメ科の高木。高さ約15m
Ⅱ 瀕る・・・せま(る)
意味:すれすれまで迫っている。
Ⅲ 濠濮間の想い・・・ごうぼくかん(の)おも(い)
意味:俗世を離れて自ら楽しむ静かな心。
特別問題~数学~
(1) a+b+c=9となるa,b,cの組(a,b,c)とその場合の数は
(1,2,6):3!=6通り、(1,3,5):6通り、(1,4,4):3通り、(2,2,5):3通り、(2,3,4):6通り、(3,3,3):1通りの計6+6+3+3+6+1=25通り。
a,b,cの場合の数は63=216通りなので、求める確率は25/216
(2) a+b+cを6で割ったときに余りが3になるのは
(A) a+b+c=3のとき (B) a+b+c=9のとき (C) a+b+c=15のときである。
a+b+c=3のとき、a,b,cの組とその場合の数は(1,1,1):1通り
a+b+cのとき、(1)から25通り。
a+b+c=15のとき、a+b+cの組とその場合の数は (3,6,6):3通り (4,5,6):6通り (5,5,5):1通りの計3+6+1=10通り。
(A)~(C)から、a+b+cを6で割ったときに、余りが3となる場合の確率は (1+25+10)/63=36/216=1/6