1499時間目 ~漢検一級~
次の漢字の読みを記せ。
Ⅰ 歛える
Ⅱ 踵接
Ⅲ 蹇脩
Ⅳ 毫繊
Ⅴ 筆誅
Ⅵ 夾牆
Ⅶ 孺歯
Ⅷ 壺罌
Ⅸ 匡弼-弼ける
Ⅹ 手挌-挌つ
確認問題~数学~
Aを1辺が1の立方体の積み木とし、Bが縦が1、横が1、高さが2の直方体の積み木とする。A,Bは十分たくさんあるとして、これらを積み上げて高さnの塔(縦が1、横が1、高さがnの直方体。ただし、nは自然数とする)を作るとき、積み木の上げ方の場合の数をanとする。以下の問いに答えよ。
(1) a1、a2、a3の値を求めよ。
(2) 高さnの塔を作るとき、Bをちょうどk個(ただし0≦k≦n/2)使うときの積み木のあげ方の場合の数を求めよ。
(3) a11の値を求めよ。 [群馬大]
1499時間目模範解答
Ⅰ 歛える・・・あた(える)
Ⅱ 踵接・・・しょうせつ
意味:かかとが続き来る。ひとが絶え間なく続き来ること。
Ⅲ 蹇脩・・・けんしゅう
意味:媒酌に巧みな女の名。転じて、媒人。
Ⅳ 毫繊・・・ごうせん
意味:わずかばかりの意。
Ⅴ 筆誅・・・ひっちゅう
意味:人の罪悪を書き立てて責めること。
Ⅵ 夾牆・・・きょうしょう
意味:二重の壁。重壁。
Ⅶ 孺歯・・・じゅし
意味:おさなご。子供。
Ⅷ 壺罌・・・こおう
意味:酒などを入れるかめ。
Ⅸ 匡弼-弼ける・・・きょうひつ-たす(ける)
意味:非をただし、欠けたところを補い助けること。また、それを行う人。
Ⅹ 手挌-挌つ・・・しゅかく-う(つ)
意味:武器を使わずに、手で打ち殺す。
確認問題~数学~
下から積み上げる積み木をAABのように記す。
(1) 高さが1の塔はAだけであるからa1=1
高さが2の塔はAAとBであるからa2=2
高さが3の塔はAAAとAB,BAであるからa3=3
(2) Bをk個積み上げると、高さは2kである。このときAを使う個数はn-2k
ゆえに求める場合の数は(n-2k)個のAとk個のBの順列の数であるから(n-2k)+kCk=n-kCk
(3) Bをk個積み上げるとき、0≦2k≦11であるから0≦k≦11/2
したがってBの個数kはk=1,2,3,4,5のどれかである。
よって、a11=11C0+10C1+9C2+8C3+7C4+6C5=1+10+36+56+35+6=144