1360時間目 ~漢検一級~
次の問いに答えよ。
漢検一級配当読み
次の漢字の読みを記せ。
Ⅰ 蝉腹
Ⅱ 梔蠟
Ⅲ 百仞
Ⅳ 狂悖
四字熟語・諺
次の四字熟語・諺の読みと意味を記せ。
Ⅰ 大きに酩酊の常灯明
Ⅱ 慈姑は精を減らす
Ⅲ 班荊道故
当て字・熟字訓
次の当て字・熟字訓の読みを記せ。
Ⅰ 瘧草
Ⅱ 落霜紅
Ⅲ 武蔵
特別問題~数学~
xの3次関数f(x)=2(x-1)3+ax2+bx+cは(x-1)に因数を持つ。
曲線y=f(x)のx=1における接線の傾きは2で、この接線と曲線y=f(x)はx=2で交わる。このとき、a=[ ]、b=[ ]、c=[ ]である。 [慶応大]
1360時間目模範解答
漢検一級配当読み
Ⅰ 蝉腹・・・せんぷく
意味:蝉の腹。空腹にたとえる。
Ⅱ 梔蠟・・・しろう
意味:表面はよくても内容の悪いたとえ。
Ⅲ 百仞・・・ひゃくじん
意味:非常に高いこと。また、非常に深いこと。
Ⅳ 狂悖・・・きょうはい
意味:本心を失って道理に外れる。でたらめをする。
四字熟語・諺
Ⅰ 大きに酩酊の常灯明・・・おお(きに)めいてい(の)じょうとうみょう
意味:大いに酒に酔っ払ったという無駄口。
Ⅱ 慈姑は精を減らす・・・くわい(は)せい(を)へ(らす)
意味:慈姑を食うと精力が減退するという俗説。
Ⅲ 班荊道故・・・はんけいどうこ
意味:昔の友人と道で偶然に出会い、ともに語り合うこと。
当て字・熟字訓
Ⅰ 瘧草・・・えやみぐさ[植]
①:リンドウの古名。
②:植物のオケラの古名。
Ⅱ 落霜紅・・・うめもどき[植]
モチノキ科の落葉低木。
Ⅲ 武蔵・・・むさし
①:旧国名の一。
②:旧日本海軍の戦艦。大和と同型。
特別問題~数学~
(x-1)を因数に持つことにより、f(1)=a+b+c=0 ・・・①
f(x)を微分してf'(x)=-6(x-1)2+2ax+b x=1での接線の傾きが2であることにより、f'(1)=2a+b=2 ・・・②
x=1での接線は、傾き2で(1,0)を通るからy=2(x-1)。これとy=f(x)を連立してf(x)=2(x-1)。これの解の一つはx=2であるからf(2)=-2+4a+2b+c=2 ・・・③
①、②、③よりa=2、b=-2、c=0