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541時間目 ~諺・四字熟語~

次の諺・四字熟語の読みと意味を記せ。

A. 名下に虚士なし

B. 渡世は八百八品

C. 叢軽軸を折る

D. 剜肉補瘡

E. 認奴作郎


541時間目模範解答

A. 名下に虚士なし・・・めいかにきょしなし
意味:世評の高い人は、それだけの実力を備えているものであるということ。
使用例:その総理は経済政策・外交で力を発揮し、支持率も高かった。名下に虚士なしである。

B. 渡世は八百八品・・・とせいははっぴゃくやしな
意味:職業は多種多様である。世の中暮らしていく方法はたくさんあるということ。
使用例:管理人は精神的障害者である。渡世は八百八品なので、仕事はあると思われるが、不安だ。

C. 叢軽軸を折る・・・そうけいじくをおる
意味:小さなものでも、たくさん集まれば大きな力を発揮することのたとえ。
使用例:アリが柱を侵している。放置してたら集まってきて、あっという間に家が崩壊した。叢軽軸を折るとはこういうことである。

D. 剜肉補瘡・・・わんにくそうほ
意味:目の前の問題を処理しようと急ぐあまり、有害な方法を用いてしまい、かえって大きな災いを招くこと。
使用例:好きな人がいたのでいきなり告白するのは剜肉補瘡なことである。

E. 認奴作郎・・・にんどさくろう
意味:価値が高いものと低いものを区別できないたとえ。
使用例:この人の活躍を理解できないとは認奴作郎な奴だ。

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