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こちらで確認した漢検の解答を貼っていきます。
順次更新予定。

(一)

1:甄陶・・・けんとう
意味:①土をこねて陶器を作る。
②:転じて、天地が万物を作る。
③:君主が人民に教え導く。
2:孳孳・・じじ、しし
意味:つとめて怠らないさま。
☆3:肬贅・・・ゆうぜい
意味:いぼとこぶ。不必要で役に立たないもののたとえ。
4:羔雁・・・こうがん
意味:子羊と雁。昔卿大夫が手土産に用いた。
☆5:発兌・・・はつだ
意味:書籍・新聞などを発行すること。
6:靦然・・・てんぜん
意味:あつかましいさま。
7:胙・・・そ
意味:⇒ひもろぎ
8:刱意・・・そうい
意味:新しい思い付き。(創意と同じ)
9:廛肆・・・てんし
意味:みせ。
10:毀瘠・・・きせき
意味:喪に服し、悲しむあまりやせ衰える。
☆11:兵燹・・・へいせん
意味:戦争による火災。兵火。
12:貂蝉・・・ちょうせん
意味:高官がもちいる冠の飾りにした、てんの尾と蝉の羽。
☆13:鞫訊・・・きくじん
意味:罪を調べ問いただすこと。鞠問。
14:忱恂・・・しんじゅん
意味:まこと。
☆15:掎角・・・きかく
意味:①前後呼応して敵を制すること。
②:両雄が、相対して争うこと。
16:喑噁・・・いんお
意味:怒りのために、のどがつかえて声が思うように出ないさま。
☆17:胼胝・・・へんち
意味:⇒たこ
18:馬鬣・・・ばりょう
意味:①馬のたてがみ。
②:馬鬣封の略。墳墓の形の名前。
19:餓殍・・・がひょう
意味:うえじにした人。
20:髻鬟・・・けいかん
意味:丸く結ったまげ。
21:筌・・・うえ
22:孚・・・まこと
23:絖・・・ぬめ
24:搴る・・・と(る)
25:澹き・・・あわ(き)
26:莠・・・はぐさ
27:奠む・・・さだ(む)
28:逋れ・・・のが(れ)、かく(れ)
29:転た・・・うた(た)
30:菲い・・・うす(い)
☆は書き取り出題条件を満たす問題。

(二)

1:焜炉
意味:金属や土で作った、持ち運びが便利な炊事などに用いる小さい炉。
2:軋る、轢る、輾る
意味:①固いものが強く擦れ合って音を立てる。
②:擦れ合わんばかりに近づける。
③:かじる。
3:箍
意味(箍が緩む):緊張がゆるんだり、年老いたりしてしっかりしたところがなくなる。
4:疾呼
意味:口早に激しく呼び立てること。
5:灰燼
意味(灰燼に帰す):跡形もなくすっかり焼けてしまう。
6:甍
意味(甍を争う):家がびっしり立ち並んでいるさま。
7:齲歯
意味:虫歯。
8:氷釈
意味:氷がとけるように消えうせること。
9:靉靆
意味:雲や霞などがたなびいているさま。
10:糅
意味(糅てて加えて):ある事柄にさらにほかの事柄が加わって。その上。おまけに。
11:輻輳、輻湊
意味:四方から寄り集まること。物事がひとところに集中すること。
12:斬奸
意味(斬奸状):悪者を切りころすについて、その理由をかいた文書。
13:慙汗、慚汗
意味:恥じ入ってあせがでること。また、その汗。
14:尨毛
意味:動物の、長くふさふさと垂れた毛。
15:木槿、槿
アオイ科の落葉低木。

(三)

1:杣
2:鶍
3:榀
4:鯑
5:瓲

(四)

1:逆睹
2:彝倫、彜倫
3:驍名
4:稟賦
5:権衡

(五)

ア:牽攣乖隔
意味:心はお互いに惹かれあっていても、遠くに離れていること。
イ:槐門棘路
意味:政界の最高幹部のこと。
ウ:燕頷投筆
意味:一大決心をして志を立てること。文筆をやめて武の道に進むこと。
エ:温凊定省
意味:親に孝行をつくすこと。
オ:対驢撫琴
意味:愚かな者に物の道理を説いても役に立たないたとえ。
カ:慈母敗子
意味:教育には厳しさが必要なたとえ。
キ:三世一爨
意味:三代の家族が一つの家に同居すること。
ク:妖姿媚態
意味:いかにもなまめかしく美しい姿。
ケ:危言覈論
意味:激しく議論を戦わせること。
コ:箪食壺漿
意味:自分たちを救ってくれた軍隊を歓迎すること。


11:オ
12:カ
13:エ
14:ケ
15:イ

(六)

1:ぶりき
2:ぼんぼり
3:もみ
4:いさき
5:ほろほろちょう
6:とりかぶと
7:やまかがし
8:しゃこ
9:すずむし
10:いちじく

(七)

ア:いとく-うるわ(しい)
イ:かんじょう-やしな(う)
ウ:きんしょう-とら(える)
エ:ひょうらん-よ(る)
オ:じょうしょう-ふ(む)

(八)

1:山巓
2:闃寂
3:矜大(驕大?)
4:羸弱
5:嘲罵
6:蝟集
7:扞格、捍格
8:譴責
9:畿内
10:休戚

(九)

1:噂をされると「嚏」が出る。
俗信。
2:「嶄然」として頭角を現す。
意味:ほかに比べてひときわ優れている。
3:「蒹葭」玉樹に倚る。
意味:実力のないものが親類などの威光で分不相応に引き立てられることのたとえ。
4:「箒」で集めて箕で捨てる。
意味:苦労して少しずつためたものを、一度にあっけなく使いはたすたとえ。
5:「穏座」の秋茄子。
意味:珍しくて大切なものにたとえていう。
6:文籍腹に満つと雖も「一嚢」の銭に如かず。
意味:どんなに多く読書しても実行に移さなければ僅か一袋の銭ほどの値打ちもない。
7:花を賞するに慎みて「離披」に至る勿れ。
意味:物事は絶頂、完全に到達すると、次は衰退へ移行するものだから、絶頂に至らない段階をよしとすべきである。
8:君は「盂」の如く、民は水の如し。
意味:為政者の善悪の重要性を説いたもの。
9:「噎・饐」によりて食を廃す。
意味:僅かな障害のために大切なことを廃止すること。
10:不善の人と居るは「鮑魚」の肆に入るが如し。
意味:悪人と一緒にいれば、悪に染まるようになるということ。

(十)

1:覿面
2:双鬢
3:家産
4:侘
5:器皿
6:跋渉
7:霄壌
8:須臾
9:閏
10:厠、圊

ア:おもかげ
イ:わず
ウ:しょうじゅ、こめかみ
エ:ほうちょう
オ:がいく
カ:いっかん
キ:すなわ
ク:すす
ケ:つね
コ:と

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