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範囲変わりました。
大辞泉→漢検漢和辞典2版

難易度は上がったと思う人には上がってるし下がったと思う人には下がったかもしれません。


(一)次の傍線部分の読みをひらがなで記せ。1~20は音読み、21~30は訓読みである。

1 この人はかつて巖岫の士といわれた人だ。

2 説明責任を果たせない、それは鵜梁の政治家と看做していいわけですね?

3 働かせることにしか能がない夜糴な人だ。

4 秋になって罅栗が沢山落ちている。

5 貂裘の衣を着た人が上から目線で言った。

6 暴力団のアジトに斬奸状が叩き付けられた。

7 蒼氓の命、地球より重し。

8 敵の第一機動部隊を撲殄せよとの命令が下る。

9 今回の子供は釐孳であった。

10 敵を撲殄し、次の艦隊に進勦する。

11 糖尿病をこじらせた結果、足が餒爛しはじめた。

12 ここの屏幃には女性だけしかいないです。

13 シロアリによって榱椽が食われて腐敗したのが倒壊した理由です。

14 議事録を楮先生に書き写した。

15 鼎鐺も尚耳ありと言うのにこの人は何もしないのか。

16 余りにも羶膩を喰らう食生活で太った。

17 最近は大嫌韓時代と号び行進する腠会が増えた。

18 甲子園で敗北して坏土を持ち帰る。

19 乱世を掃盪し、この国に平定を齎す。

20 いつか私が蘇りしとき、私を殺した民族を殲讎してやる。

21 ポケモンで言うとは、いわゆる気合の襷のことを指す。

22 君にはテストは出来てもえる力は全く無いんだな。

23 に帰るんだな。お前にも家族がいるだろう。

24 滋賀県の甲賀市信楽ではの焼き物が有名である。

25 無事に全員が帰還することをう。

26 いったいあなたは生徒に何をえているのですか!

27 ミミズは畑をす生き物だと言われている。

28 所詮人生はい物だということよ。

29 い力で殴られた形跡が見られる。

30 カブトムシを捕りにの木を探索する。

(二)次の傍線部分のカタカナを漢字で記せ。

1 カイライ政権と言われてもおかしくないほどの無能政権だった。

2 そのことに関してはヤツガレにお任せください。

3 二重に書くという悪い癖をめる。

4 その外国人使節団はコウロカンに向かった。

5 山の芋をすりおろして出来るカルカンは鹿児島県の名菓である。

6 子供の遊びで肛門に指をぶっさすカンチョウってものがあった。

7 毎日新聞の新聞が余分にハツダされる。

8 最近の萌えアニメはそのキャラのコウシンを題材にする物がおおい。

9 戦に勝利し、故国にガイジンする。

10 まるで早く咲けかのごとくサイカウが降った。

11 その国ではクゴを演奏する風習がある。

12 シチョウ群せず。

13 シチョウ兵が救援物資を送ってきた。

14 この試験のキケイとなる解答を公開した。

15 相手を陥れるためにキケイを練る。

※この問いでは友人の集まりであることを指す。

(三)次の傍線部分のカタカナを国字で記せ。

1 年始の御節でカズノコを食す。

2 ハタハタは11月から1月ごろが旬である。

3 ウン繝模様の着物を着る。

4 サテ、次の作戦に移るとしよう。

5 ここの載貨重量トン数は約20tです。

(四)次の1~5の意味を的確に表す語を、下の「 」から選び、漢字で記せ。

1 あらあらしく強い悪人。

2 だしぬけであるさま。

3 しっかりしているさま。

4 立身出世すること。

5 立場や考えなどの異なる人を受け入れる心の広さ。

「おうせん・ぎょうゆう・きんど・さいこ・たんぺいきゅう・らいらく・ろうこ」

(五)次の四字熟語について問1と問2に答えよ。

問1 次の四字熟語の1~10に入る適切な語を下の「 」から選び漢字二字で記せ。

ア ( 1 )明珠

イ ( 2 )戛玉

ウ ( 3 )怪事

エ ( 4 )流涕

オ ( 5 )取月

カ 秀麗( 6 )

キ 従容( 7 )

ク 面折( 8 )

ケ 朱墨( 9 )

コ 太羹( 10 )

「えんこう・げんしゅ・こうきん・こうけつ・しゅうぎ・せいそう・ていそう・とつとつ・よくい・らんぜん」

問2 次の11~15の解説・意味に当てはまるものを問1のア~コの四字熟語から一つ選び、記号(ア~コ)で記せ。

11 驚くほど意外で怪しい出来事。

12 身の程知らずが身を滅ぼすたとえ。

13 ゆったりと落ち着いて、恐れることなく正義のために身を投げ出す。

14 無実の嫌疑を掛けられること。

15 一点の汚れなく、気高く麗しいさま。

(六)次の熟字訓・当て字の読みを記せ。

1 睡菜

2 檜柏

3 蜥蜴

4 蛇舅母

5 金襖子

6 黶子

7 零余子

8 鬼灯

9 廂間

10 賽子

(七)次の熟語の読み(音読み)と、その語義にふさわしい訓読みを(送り仮名に注意して)ひらがなで記せ。

1 爛粲 - 爛やか

2 倦極 - 倦れる

3 豈楽 - 豈しむ

4 曠墜 - 曠しい

5 腆贈 - 腆い

(八)次の1~5の対義語、6~10の類義語を下の「 」の中から選び、漢字で記せ。「 」の中の語は一度だけ使うこと。

1 狷介

2 必然

3 饒舌

4 進取

5 齟齬

6 穀物

7 大黒

8 教唆

9 束縛

10 勝負

「おんしゃ・がいぜん・かか・かんもく・きやく・しそう・しゅえい・たいえい・ふんごう・ぼんさい」

(九)次の故事・成語・諺のカタカナの部分を漢字で記せ。

1 チルを濡す。

2 ガマは日夜鳴けれども人聞かず。

3 ゴイを歌う。

4 倒にシャを食らう。

5 政はホロの如し。

6 ヘツラい勝てば則ち社稷危うし。

7 ナガエに攀りて泣き送る。

8 ただコウシュを称するのみ。

9 五寸の鍵カイコウを制す。

10 紫燕は柳樹の枝に戯れ白鷺はリョウカの蔭に遊ぶ。

(十)文章中の傍線(1~10)のカタカナを漢字に直し、傍線(ア~コ)の漢字の読みをひらがなで記せ。

[A]
その家へ行く路には夏草が深く茂っていた。里川の水は碧くみなぎって流れている。の緑葉に日影がさした。
家の入り口には、肌1ジュバンや腰巻や浴衣が物干竿に干しつらねてある。郁治は清三とつれだって行った。
美穂子は2シロガスリを着ていた。帯は白茶と3ウグイス茶の腹合わせをしていた。顔は少し肥えて、頬のあたりがふっくりと肉づいた。髪は例の庇髪に結って、白いリボンがよく似合った。
ビールの空罎に入れられた麦湯が古い井字形の井戸に細い綱でつるして冷やされてあった。井戸側には大きな葉の草がゴチャゴチャ生えている。流しには4ショウブなどが一面にしげって、釣瓶の水をこぼすたびにしぶきがそれにかかる。二三日前までは老母が夕べごとにそこに出て、米かし桶の白い水を流すのがつねであったが、娘が帰って来てからは、その色白の顔がいつもはっきりと5ハクボの空気に見えるようになった。そのころには奥で父親の謡がいつも聞こえた。

[B]
弥勒に俸給を取りに行った翌日あたりから、脚部大腿部にかけておびただしく腫気が出た。足も今までの足とは思えぬほどに甲がふくれた。それに、陰嚢もその影響を受けて、起ち居にもだんだん不自由を感じて来る、医師は6アンポウ剤ざいと7コウガン帯とを与えた。
蘇鉄の実を煎じて飲ませたり、ご祈祷を枕もとであげてもらったり、不動岡の不動様の御符をいただかせたり、いやしくも効験があると人の教えてくれたものは、どんなことでもしてみたが、効がなかった。秋風が立つにつれて、容体の悪いのが目に立った。
やがて8ウラボンがきた。町の大通りには草市が立って、苧殻藺蓆やみそ萩や草花が並べられて、在郷から出て来た百姓の娘たちがぞろぞろ通った。寺の和尚さんは紫の衣を着て、小僧をつれて、忙しそうに町を歩いて行った。茄子や白瓜や9キュウリでこしらえた牛や馬、その尻尾しっぽには畠から取って来た玉蜀黍の赤い毛を使った。どこの家でも苧殻で杉の葉を編んで、仏壇を飾って、代々の位牌を掃除して、萩の餅やら団子やら新里芋やら玉蜀黍やら梨やらを供えた。

([A][B]田舎教師[田山花袋]より)

[C]
夜の闇く静なるに、燈の光の独り美き顔を照したる、限無く艶なり。松の内とて彼は常より着飾れるに、化粧をさえしたれば、露を帯びたる花の梢に月のうつろえるが如く、背後の壁に映れる黒き影さえ香滴るるようなり。
金剛石と光を争いし目は惜気も無くりて時計の秒を刻むを打目戍れり。火にせる彼の手を見よ、玉の如くなり。さらば友禅模様ある紫10チリメンの半襟にまれたる彼の胸を想え。その胸の中に彼は今如何なる事を思えるかを想え。彼は憎からぬ人の帰来を待佗ぶるなりけり。
一時又寒さの太甚きを覚えて、彼は時計より目を放つとともに起ちて、火鉢の対面なる貫一が茵の上に座を移せり。こは彼の手に縫いしを貫一の常に敷くなり、貫一の敷くをば今夜彼の敷くなり。

(金色夜叉[尾崎紅葉]より)

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